ファブリック(布製)ソファーの上手な掃除方法

ファブリック(布製)ソファーの上手な掃除方法

カバーリングソファーなら、カバーを外して洗濯なりクリーニングに出すなりできますが、そうじゃない布製ソファーは日々の掃除が重要。

特にレザー素材と違って油断するとダニが増えやすい素材です。

人肌に触れている部分は湿気もこもりやすく、またソファーは同じ場所に置いてそうそう動かすものではないので、ほこりがたまりやすいとも言えます。

そこでここでは、ファブリック素材のソファーの掃除に焦点を当ててみようと思います。

普段のお掃除

まずは普段のメンテナンス的なお掃除。

ダニを増やさず衛生的に保つには、日々の掃除がもっとも大事ですよね。

コツは次の4点です。

  1. 体に触れる部分はしっかり
  2. 体に触れない部分もほどよく
  3. 隙間に注意
  4. 乾燥も掃除のうち

体に触れる部分はしっかり

ソファーは体に触れる部分やその周辺が最も汚れます。

皮脂・髪の毛・フケ・剥がれ落ちた角質…。

なので座面・ひじ掛け・背もたれを特に重点的に掃除しましょう。

基本は掃除機でほこりを吸い取ることです。

繊維の奥まで吸えるように吸引力の強いものだと安心ですね。

また、背もたれは重力を考えればほこりがたまりにくいので、つい軽視しがち。

でも布製なら繊維にほこりが絡みつくので、しっかり吸ってあげましょう。

思いのほか背もたれにもホコリは付いているものです。

体に触れない部分もほどよく

本当はソファーの裏側・底・サイドと、万遍なくキレイに掃除したいところ。

でも毎日のようにソファー360度掃除機をかけるわけにもいきませんよね。

他にもやるべきことはあるはずで、ソファーばかりに時間をかけるわけにもいきません。

なので肌が触れる部分を集中的に掃除し、それ以外はほどほどに。

とは言えほこりがたまるとダニのエサを増やすことに繋がるので、定期的に360度掃除機をかけるのが安心です。

仮にソファーの底にホコリがたまっている場合でも、そこにダニが集まり、そこからソファー内部に侵入。

そして肌の露出しているふくらはぎや太ももなどにかゆみが出るということは、よくあるパターンと言えます。

隙間に注意

ソファーの構造上、最もホコリやチリがたまりやすいのが、ひじ掛け・背もたれと座面の「隙間」です。

特に子供がいる家庭では、スナック菓子などが落ちてることもあり、ダニにとっては最高の居場所に。

隙間以外はブラシ付きのアタッチメントを使うのがおすすめですが、隙間は細くて長い先端をつけ、しっかり奥まで吸い取るようにしましょう。

むしろここを重点的にキレイにする方が大事かもしれません。

目で見える部分は意識しなくても掃除しやすいのでキレイになりますが、目で見えない部分はいかに「意識的に」キレイにできるかが重要になります。

乾燥も掃除のうち

ソファーの掃除をする目的はキレイにすることですが、では汚いソファーとはどんな状態でしょうか。

ホコリをかぶり髪の毛やフケが落ちていて、見えないとこにダニがいっぱいいるソファーなんて、怖くて座れません。

そう考えると、最も怖いのはダニの存在ではないかと感じます。

ホコリをかぶってるのはイヤですが、ダニはもっとイヤです。

反対にホコリをかぶってなくてもダニが多くいるソファーは「汚いソファー」ですよね。

つまりダニを減らす行為が、ソファーの掃除とも言えるのです。

そう考えると、ソファーにしっかり風を通し乾燥させることも掃除のうちではないでしょうか。

また、布団乾燥機をソファーにかけ、ダニ退治モードで乾燥させるのも立派な掃除と言えます。

ソファーの汚れを落とす方法

次はメンテナンスではなく、局所的に汚れてしまった場合。

大人だけならそんなに多くはありませんが、特に小さな子供のいる家庭では注意が必要ですよね。

多いパターンは次のような感じではないでしょうか。

  1. 飲み物をこぼしてしまった
  2. お菓子やパンくずを大量にこぼしてしまった
  3. 口紅やボールペンで書いてしまった

飲み物をこぼしてしまった

お水や麦茶ぐらいならまだしも、砂糖のいっぱい入った甘いジュース、アルコール、色の濃い野菜ジュース…など、こぼしたらタチの悪い飲み物をこぼしてしまったときはスピード勝負です。

時間がたつほど奥に浸透し、乾燥・蒸発していくので、コツを頭に入れておきサッと行動できるようにしておくのがポイント。

順序は…
1~ぬるま湯に中性洗剤を薄める
2~柔らかい布を浸し軽く絞る
3~ポンポン叩くようにキレイにする
4~洗剤の入ってないぬるま湯に浸し再びポンポンする
5~陰干ししてしっかり乾燥させる

です。

ぬるま湯に中性洗剤を薄める

バケツや洗面所に栓をして、ぬるま湯に対して5%ぐらいの濃度で作ります。

ざっくりでいいのでスピーディーに。

柔らかい布を浸し軽く絞る

柔らかめの布に浸し、軽く絞ります。

大量にこぼした場合は水分を吸収することも考えてきつめに、汚れを落とすのが重要なら軽めに絞ります。

ポンポン叩くようにキレイにする

こすると汚れが繊維の奥に押し込まれるので、ポンポン叩くのがポイント。

さらに汚れの外周から中心に向かって、円を描くようにポンポンします。

そうすることで汚れが周囲に広がりにくく、効率よく落とすことができます。

洗剤の入ってないぬるま湯に浸し再びポンポンする

次はソファーについた洗剤成分を落とします。

今度は洗剤を入れないで程よく絞り、同じく外周からポンポンしていきます。

陰干ししてしっかり乾燥させる

汚れが落ちたらしっかり乾燥させます。

ソファーの場合早く乾いてほしいものですが、ドライヤーなどで乾かすと布が傷むので要注意。

また直射日光もダメージが大きくなるので、風通しの良い場所で陰干しするのが理想です。

お菓子やパンくずを大量にこぼしてしまった

スナック菓子のようなものを大量にばらまいてしまった時は掃除機の出番です。

その前に手で拾えるものをしっかり拾いましょう。

慌てて手でかき集めるようにしてはいけません。

繊維に押し込んでしまうので、優しく丁寧にとっていきます。

手でかき集めないととれなさそうなものは、掃除機にまかせましょう。

掃除機はあまり動かしすぎず、ノズルは局所的に吸えるタイプに。

吸引力が上がり繊維に絡まったカスをしっかり吸うことができます。

布をあまりこすると奥に押し込んでしまうので、掃除機も優しくかけるほうがキレイになります。

口紅やボールペンで書いてしまった

最もやっかいなシチュエーションがこれです。

油性の汚れはなかなか落とすことができず、布製の天敵。

ある程度消すことはできますが、布が傷んでしまうのを覚悟で行わなければいけません。

おすすめはベンジンを使う方法。

布にベンジンをつけ、丁寧にポンポン叩きながら油性成分を落としていきます。

消しゴムでこすって消す感じではなく、スタンプを押すように点で汚れを落としていくのがコツ。

ゆっくり時間をかけてキレイにするのが大事で、慌てず優しく行うようにしましょう。

汚れが落ちたら、ぬるま湯につけて硬く絞った柔らかい布で同じようにポンポンします。

汚れではなくベンジンを落としていきます。

最後にしっかり乾燥させ、繊維を同じ方向に整えてあげます。

まとめ

布製は水が染み込むという弱点がありますよね。

特に子供がいる家庭では悩みも増えるはず。

どうしてもキレイにならないなら「ファニチャークリーニング」という方法も。

ダスキンのファニチャークリーニング

ソファーに付いてしまったシミや汚れはもちろん、ニオイまでプロがしっかり落としてくれます。

3Pサイズなら8千円以上するので頻繁にはできませんが、長く使いたいお気に入りのソファーなら試してみるのもいいかもしれませんね。